「対酒」 白居易
蝸牛角上争何事 蝸牛角上何事をか争う
石火光中寄此身 石火光中此の身を寄す
随富随貧且歓楽 富に随い貧に随い且く歓楽すべし
不開口笑是痴人 口を開いて笑わざるは是れ痴人
最後の“不開口笑是痴人“という表現が面白いな、と思ってメモしてみました。
意訳すると・・・
「人生短いんだから、くだらないことで争ったりしてもしょうがない。
金持ちでも貧乏でも、それぞれの分に応じて楽しもう。
口を開いて嘆いたり怒ったりするのは、バカのすることだ。
さあ、笑って酒を飲もう。」
みたいな感じかと思います。
笑って酒を飲んでいればOK!
ってことでいいんでしょうかね??
それなら日々実践していますけど・・・。
ちなみに白居易(772~846)は中唐の詩人で、都で役人をしていた人。
別名、白楽天。
出世したり左遷されたり、いろいろ苦労した人みたい。
詩作に関しては、詩を作るたびに文盲のおばあさんに詩を聞かせて、それが理解できるまで作り直したらしいです。
それで「平易通俗、温厚和平」と称されてたくさんの人に愛誦されたんだって。
詩とはちょっと違うけれども、デザインもそうありたいですね。